そろばんでえんぴつを使うのはなぜ?
そろばんでえんぴつを使うのはなぜ?
今日は、そろばん教室への持ち物についてお話します。
習い始めの、たし算・ひき算のうちは、答えはテキストに直接記入します。
- 初級のテキスト
- 下敷き
- えんぴつ
- 消しゴム
次ステップ、かけ算・わり算になると答えは大学ノートに記入します。
- かけ算・わり算の問題集
- 下敷き
- 大学ノート
- 九九の表(さしあげます)
- えんぴつ
- 消しゴム
さらに、みとり算も答えは大学ノートに記入します。
- みとり算の問題集
- 下敷き
- 大学ノート
- えんぴつ
- 消しゴム
ここまでくれば、いよいよ検定練習が始まります。
検定練習についてはまた詳しくお話ししますね。
なぜ、そろばんの答えはえんぴつで書くのか?
そろばんで出した答えは基本えんぴつで記入します。
(段位の練習など、答えの桁数が多い場合などは細かい字を書くためにシャーペンを使うこともあります。)
それは、初級のうちは特に、消しゴムで間違いを消して何度も繰り返し記入することが多く、芯の柔らかいえんぴつの方が消しやすいことと
シャーペンの場合、えんぴつより重くそろばんを弾く手に負担がかかるので避けたほうがよいと言えます。
また、えんぴつは新品で長いものより、学校でずっと使っていて短くなったものをおすすめします。
えんぴつは、そろばんを弾いている時も右手にずっと握ったままのため、長いとえんぴつのおしり部分がそろばんに触れ、答えを間違ってしまう可能性があるからです。
短いえんぴつは捨てないでそろばん用にしましょう!
なお、検定試験では消しゴムが禁止です。
そのため、検定練習がはじまると間違いは二重線で消し、はじめから新しく記入します。